- 2004年8月10日 23:01
- 日記
塩野七生の『緋色のヴェネツィア』『銀色のフィレンツェ』『黄金色のローマ』を指す。
自宅にあるのは朝日文芸文庫版なので、ここ1週間の通勤の友にしていた。
史実に、マルコ・ダンドロとオリンピアという二人の架空の人物を絡ませたフィクションなのだが、作者自ら「主人公は都市」と言いきるだけあって、その都市その都市の魅力に溢れた作品となっている。
都市と、文化と、その背景にある歴史と時流。
それらを自在に操り織り込んだ美しい風景に、時には電車を乗り越しそうになりながら舌鼓を打つ。
久々に、気を逸らさずに一気に読ませていただいた。
ご馳走さまです。