- 2004年10月 2日 21:11
- 歌舞伎
本日が初日。
夜の部は『井伊大老』『源平布引滝 実盛物語』『雪暮夜入谷畦道(ゆきのゆうべいりやのあぜみち) 直侍』だ。
『井伊大老』は初代松本白鴎の追善狂言だそうで、息子の幸四郎が井伊大老を演じる。
この白鴎さんは、亡くなる前年まで32年間ずっと松本幸四郎をやっていたそうで、自分・息子・孫の3世代揃っての襲名公演をやった2ヶ月後にこの世を去っている。
ひょとして、現・幸四郎がずっと幸四郎のままなのは、験担ぎなのか?
それにしても地味な芝居で、客席の居眠り率高し。
久しぶりに雀右衛門が出ているが、いかにもお年よりでハラハラした。
『実盛物語』には左団次・男女蔵・男寅の三代が出ている。
一番いい役なのは男寅くんで、それを支える祖父・左団次がいい感じ。
男女蔵はちょい役のみ。
このところ歌舞伎座出演が続く孝太郎が今月も出ており、葵御前を演じている。
台詞は少ないが、舞台の進行と無関係に脇で演技を続ける必要がある難しい役で、健闘していると言えよう。
肝心の実盛には父・仁左衛門だが、男寅くんとの絡み以外は、大して印象に残らない。
『直侍』は昨年、国立劇場で『天衣紛上野初花』を幸四郎が通し上演したのでも観ている。
蕎麦屋の場は細かいところまで気が行き届いていて、出色じゃないだろうか。
菊五郎の直次郎に、時蔵の三千歳だが、この直次郎はどうも三千歳は邪魔だと思っている節が?
最後の捕物、「もうこの世じゃ会わねえよ」がカッコ良かった。
- Newer: マレーシアGP観戦ツアー・1
- Older: 九月大歌舞伎・夜