- 2004年11月20日 23:31
- 歌舞伎
本日は待望の夜の部。
『鬼一法眼三略巻 菊畑(きいちほうげんさんりゃくのまき きくばたけ)』は、”犬神家の一族”で菊人形になっていた場面。
・・・まあ、こういう覚え方もどうかと思うが、菊人形のシーンで金田一がすらすらと解説してたくらいだから、昔からよく知られているお芝居なのだろう。
前半の鬼一法眼・富十郎と智恵内・吉右衛門の対話部分は味があって良かった。
福助の皆鶴姫は可愛らしいが、虎蔵が芝翫で、ちょっとぶち壊し?
『廓文章 吉田屋(くるわぶんしょう よしだや)』は「玩辞楼十二曲の内」と銘打たれている。
さすがに鴈治郎の伊左衛門は巧みで、滑稽だが可愛らしくて品がある。
雀右衛門が先月より元気そうで安心した。
『天衣紛上野初花 河内山(くもにまごううえののはつはな こうちやま)』は去年秋に国立劇場で観ている。
その時は河内山だけでなく直侍も幸四郎が演じての通し狂言だった。
すごく役と合っていて面白くて、おかげで「河内山と言えば幸四郎」とインプットされているくらい。
直侍は色男ってだけでもいいけど、河内山は風格がいるから。
今回は仁左衛門の河内山だというので、期待よりも不安が大きかったのだが、案に相違した。
十分に恰好良い河内山で、最後の決めも気持ちいいっ。
仁左衛門に、惚れ直してしまったかも。
来月は勘九郎が、勘九郎として最後の歌舞伎座を勤める。
寂しい気もするが、楽しみだ。
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