- 2004年12月25日 20:46
- 歌舞伎
勘九郎は今年いっぱい。
締めは歌舞伎座だ。
『八重桐廓噺 嫗山姥(やえぎりくるわばなし こもちやまんば)』の福助はとてもいい。
信二郎の源七あってこそかもしれないが、烈女とはこういう女性だろう。
『身替座禅(みがわりざぜん)』は勘九郎と三津五郎のコンビがやはり秀逸。
三津五郎の奥方玉の井がかわいくて怖くて素晴らしい。
橋之助の太郎冠者も情けなくて面白い。
勘九郎の右京はもちろん言うことなし、よく似合っている。
『梅ごよみ』は深川芸者の恋の鞘当て話で、色男の丹次郎は単なる狂言回し。
主役は芸者の仇吉と米八、それを玉三郎と勘九郎が演じるこれまたお得意の演目だ。
でも初めて観るんだよな、実は。
気っぷのいい辰巳の姐さん方がよくお似合いで、お二人とも。
決めに「しらけるねぇ」とは良かったなあ。
やはり芝居は中村屋?という気にさせてくれる舞台だった。