- 2005年5月 7日 23:20
- 歌舞伎
十八代目中村勘三郎襲名披露、3ヶ月連続東京公演の最終月。
今月からは七之助も当初の予定通りの役で出られているようで一安心だ。
『菅原伝授手習鑑 車引(すがわらでんじゅてならいかがみ くるまびき)』。
何故かいつも「寺子屋」ばかりあたっていて、実は「車引」を観るのはお初。
こういう役はぴったりだよなーの松王丸・海老蔵と藤原時平・左團次。
梅王丸・勘太郎は動き、表情は文句なしだが、声が頑張り過ぎて割れていたのがちょっと残念。
桜丸・七之助は、海老蔵や勘太郎のような華はないが、しっかりと形を守って演じている感じ。
杉王丸・鶴松こと清水大希くんはかわいくって頑張ってて良かった。
『芋掘長者(いもほりちょうじゃ)』は45年ぶりの再演とかで、三津五郎、亀治郎、橋之助が楽しく踊って魅せてくれる。やはり三津五郎はいいなあ。
『弥栄芝居賑 猿若座芝居前(いやさかえしばいのにぎわい さるわかざしばいまえ)』は形を変えた口上。
両花道に男伊達、女伊達に扮した幹部俳優がずらーっと並び、渡り台詞で名乗りを挙げていく。三階席からでは残念ながら各先頭の菊五郎、玉三郎の頭くらいしか見えないが、声を聞いているだけで楽しい。
『梅雨小袖昔八丈 髪結新三(つゆこそでむかしはちじょう かみゆいしんざ)』。
勘三郎のお家芸であり、新勘三郎にとってはいろいろ複雑な思いもあるでしょうがの演目。最後に父親から教えを受けたもので、父の名前を継ぐ舞台を務めるのだから、本当に万感をこめて演じているのだろう。見所たっぷり、引き込まれる。
三津五郎の二役、染五郎の小悪党が、これまたはまっていて素晴らしい。特に三津五郎の家主長兵衛、貫禄あったなあ。
三ヶ月連続興行も残すところ今月の夜の部のみ。
すっっっごく楽しみ。
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