- 2006年6月17日 23:11
- 歌舞伎
五月が体調不良で歌舞伎座に足を運べず、なんだか久しぶりな気がする梅雨の東銀座。行きは曇天で蒸してはいたが雨はなし。帰りは降って来てしまったが、梅雨なんだから仕方ない。折り畳み傘は携帯しておくべきだな。
梅雨時の夜の部、幕開けは暗ーいお話、『暗闇の丑松(くらやみのうしまつ)』。これほど暗い芝居も珍しいよねってくらいの暗さだ。救いが全くない。芸達者な役者達のおかげで最後まで見ていられるが、見ていてやりきれなくなってくる。久しぶりに福助いい役者だよなーとしみじみ思った。
場内に漂う暗さと湿っぽさを払うべく『身替座禅(みがわりざぜん)』。仁左衛門の玉ノ井に菊五郎の右京で風格もありつつおかしみに溢れた楽しい芝居になっている。この演目は好き。何度観ても面白いが、演じる役者で可笑しさのポイントが違うのもまた面白い。勘九郎と三津五郎のも軽快で良かったが。
『二人夕霧(ににんゆうぎり)』は『廓文章』のパロディにあたる芝居。鑑賞がちと難しいかも。連れは寝てたが、途中で席を立って帰ってる人も結構いた。真ん中辺りでだらだらした芝居になってしまっていて、つまらなく感じられたせいだろう。パロディとは言え、元の話を知らない人も楽しめなければ芝居としては成り立たないと思うんだが、その点では失敗か。
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