- 2006年8月19日 23:30
- 歌舞伎
今日は歌舞伎座八月納涼歌舞伎第3部、『南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん)』を見に行く日だ。奇しくも今日はCSの時代劇専門チャンネルでNHKの人形劇『新・八犬伝』が放映される日でもある。アーカイブ番組の再放送になるので、見られるのは第1話、第20話、最後の第464話だけ。それ以外の話はNHKにもないらしい。素晴らしい番組だったのに惜しいことをしたもんだ。
ま、ともかく、歌舞伎の方だ。犬山道節が三津五郎、犬塚信乃が染五郎、犬川荘助は高麗蔵、犬飼現八は信二郎、犬田小文吾が弥十郎、犬坂毛野が福助、犬村角太郎は孝太郎で、犬江親兵衛は松也。三時間の上演時間ではダイジェストになってしまうのは如何ともし難い。それでも扇雀の伏姫から八つの玉が飛んで行く最初の場面から始まって、犬塚信乃と浜路の嫁入りの話、芳流閣の戦い、荘助の処刑場、毛野の女神楽、八犬士勢揃いまで。なかなかに楽しくよくまとまって面白い。役者の出来とか何とか言うより、とにかく話が面白いよなー。見せ場も、歌舞伎らしい見栄だの六法だの立ち回りだの入っていて良い。こういうのは納涼歌舞伎ならではのお楽しみかもしれない。スーパー歌舞伎のも見てみたかったな。
で、家に帰ってから録画しておいた『新・八犬伝』を見る。坂本九も懐かしい。そう言えば歌舞伎の方では玉梓の呪いについてはなーんも触れてなかったな。しかも他にも結構ディテールが違ってる。面白い。いま見てもクオリティが高い。ほんっとーに、これが残ってないなんてもったいないことこの上ない!NHKもバカだよなー。これだけのものを作っておきながら捨て去るなんて。このクオリティを保っていくプライドがあれば、変な事件やらトラブルとも無縁でいられただろうに。バラエティ路線に走ったばっかりに…って、ま、言っても仕方ないか。
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