- 2006年9月27日 00:09
- 日記
旅行3日目はホテルから一歩も出ずに過ごす。そもそも、そういうのんびりリゾートをするために贅沢してリッツ・カールトン リゾート&スパに滞在を決めたのだもの。ホテルで丸一日過ごす日は必須だ。
いつも通りのんびり朝食をいただき、ぶらぶらと散歩して腹ごなし。それから部屋に戻って水着に着替え、プールサイドで読むための本も持って一番広いプールへ行く。プールサイドにはベンチとパラソルが用意されていて、好きなところを使って良いのだ。すでに半分位は埋まってしまっていたが、なかなか良い場所が取れて態勢を整える。そしてプールへ入る。冷たい。ゆーっくり身体を慣らして、それから泳いでインド洋を見下ろせる一辺へと行く。プールから海面まではまだまだ距離があるが、眼下に広がる海はまるでプールと直接つながっているようだ。もちろんプールの水はインド洋の海水も使われているはずなのだが、目を開けても染みないので薄められているのではないかと思う。水遊びして、休んで、プールサイドでサテとナシゴレンの御飯。のんびりと本をめくり、身体が乾いてしまうとまたプール。何度か繰り返すうちに午後2時。そろそろスパへ移動してアクアトニック・プールを体験する時間だ。
スパもフィットネスクラブもゴルフコースもあるけど、今回利用したのはスパだけ。旅行プランにアクアトニック・プール1回無料利用の特典が付いていたのだ。アクアトニックというのは、要するに海水のまんまってこと。インド洋の水をそのまま利用したプールの中で、水流に逆らって歩いたり泳いだり、ジェット水流を浴びたり、バブルにあたったりしながら筋肉を動かしたり休ませたりするのだ。フルコース2時間程度かかり、なんと500kcalも消費できるという優れもの。全身の凝りもほぐれる。インド洋も眺められるし、夕方なら夕日も美しかろう贅沢な立地条件だ。シチュエーションだけで十分に体験する価値はあるね。これを利用するためだけにビジター客が訪れるのもよくわかる。(でも庭園散策やレストランのために訪れる客も結構いるらしい)。プールから上がると、シャワーで海水を流してから、ジンジャーティーで温まる。ほっと一息。ロッカールームに戻って再度しっかりとシャワーを浴びて終了。
部屋へ戻ってまた着替えて、今度は夕日を楽しむために庭へ出る。どこまでも続く水平線に沈んで行く夕日は、この上なく美しい。庭園内をうろうろと歩き回った挙げ句、『Sami Sami』イタリアンレストランに腰を落ち着ける。沈む夕日を眺めながら食前酒をいただくには絶好の場所だ。夕日が見たいのよーと言うと、ちゃんと眺めの良い場所に席を作ってくれた。いいなー。夕暮れ時に毎日行われているというガムランとお供え物の行列(Sunset Ceremony)が小道を通って行くのを眺め、刻々と変わる空の色にときめき、涼やかな風に吹かれ、美味しいサングリアと料理に舌鼓を打ち、スマトラ島出身の男性デュオに大喜びし、ゆっくりと、だけどあっという間に、日は沈んだ。
食べ過ぎたので部屋に戻るのに遠回りをしようと、これまで通ってない方へ入り込んだ。前方にお祭りのような劇場のような設えが登場。ビュッフェ・バイキングになってる?受付の女性に尋ねると、これからバリの伝統的な踊りがあるとのこと。そう言えば今日は『Ringit Theater』で「ケチャ」があると、本日の催し案内に書いてあったような気がする。いいなー、見たいなーと言っていたら、座って見てけば?と会場入り口脇に座らせてくれた。いいのかな?でも嬉しい。歌舞伎座で言えば幕見席くらいの場所だけど、見えるだけでいいよねと楽しみに辺りを観察する。入り口にある葉っぱで作られたような幟みたいのは何だろ?舞台の中央にも同じようなのがあるよね?ビュッフェ形式の料理の間に置いてあるスイカ王子みたいのは何?などなど。目の前ではスイカに彫刻をしている民族衣装の男性がおり、その隣では同じく民族衣装の女性がお供え物を載せる台を何かの葉から作っている。ビュッフェの客は入り口でチェックを受けた後、民族衣装を着た美しい女性達の手で耳の後ろにプルメリア(フランジパニ)の花をつけてもらい、どうやらこれがビュッフェ客だという印らしい。風情があるね。
「ケチャ」「バロン」と言えば、バリ島に疎い人でも(つまり私でも)知ってる伝統舞踊。そもそもは日本で言う神楽舞のようなもので、それが観光客用に披露されるようになったのが、現在の娯楽用のもの。寺院や各家庭の法要のような時にやるものは、現在でも正しく神楽にあたるらしい。「ケチャ」は100人の男性がコーラスとなり、猿の声、森の音、風の音、悪霊のオーラなどを表現する。演じられるのはヒンドゥー教の神話である『ラーマーヤナ』だ。1時間弱くらいだったと思うが、極彩色の衣装とケチャに圧倒されてすごく短く感じた。劇の途中で2階席に移動させてくれて、かなり近くで見られたせいでもあるかな。もちろん大満足な一日の締めくくりになった。
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