- 2006年10月 5日 01:14
- 日記
予習があまりにも足りない旅行だったけど、とにかく身体も心も休養は十分に取れたのでよしとしよう。のんびりしようと思っていた割には結構バタバタ過ごしていたなあと旅行記を書きながら反省。もっと長くいられれば(少なくとも2週間とか)もっとのんびり過ごせるのになあ。老後の楽しみとすべきか。
満月の日と新月の日にはそれぞれお祭りというか、特別なお供えをして神様を祭るという風習があるそうで、ウブドからの帰り道、「満月なのでお祭りですね」とガイドさんが指差して教えてくれた行列があった。小さな山車のようなものまである小規模だけど本格的な祭りの隊列。これが満月と新月にあるということは、ほぼ2週間に1回くらいはお祭りの行列をするってこと。毎朝のお供え物は毎日新しく編んだ籠に入れて備えるし、十字路やT字路や橋にも神様がいるし、車にもお供え物をしているし…信仰と日常生活が実に密接に関わっている土地なのだなあ。民族衣装は普通に誰でも持ってるのが当たり前で、自分で着られないなんてないらしい。着物より簡単なのは確かだろうけど。
ちょっと思い出してみたら、祖父母が生きてた頃はバリ島の暮らしに近かった気がする。節分にお稲荷さん回ったり、花祭りだってお寺に甘茶飲みに行ったり、初詣、どんど焼き、その他いろいろ行事があったような。仏壇には毎日お茶と御飯をあげるものだったし…現在の家には仏壇すらないや。着物も普通に持ってて、着られて、わからないなりにお経を読む真似とかもしてみたり。…すごく短期間の間に、日本ではいろんなものが失われたのかもしれない。それでバリ島に懐かしさを感じて、はまっちゃう人が多いのかな。
バリ島のあるタクシー運転手が「東京に行きたい。高層ビルを見てみたいんだ。テレビで見たけど、最高にいかしてるよね」と言っていた。「やめた方がいいよ、幻滅するから」って私も妹も口を揃えて行ったけど、お互いにないものねだりなんだからしょうがないのかなって気もする。彼らの姿が、何十年か前の日本の姿なのならば、大事なものを大事においたまま変わっていってほしいな。所詮は旅行社の我が侭に過ぎないけれども。
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