- 2007年1月 8日 23:50
- 歌舞伎
新年初歌舞伎座は母君と二人で。松の内に誕生日がある歌舞伎好きの母だからこそだが。
幕開けは正月らしく華やかな『松竹梅(しょうちくばい)』。「松」では梅玉と橋之助、「竹」では歌昇と雀に扮した信二郎、松江、高麗蔵、「梅」では女形3人の連れ舞いを魁春、孝太郎、芝雀がめでたく舞い納める。今回新たに振り付けられた舞踊だそうだが、日本舞踊の素養がない私には古典との見分けはつきませぬ。とにかく美しくて飽きない踊りだった。
お次はぐっと暗く重くなって『平家女護島 俊寛(へいけにょごがしま しゅんかん)』。正月からこれはどうよ…。でも、芝居そのものは以前に見た時よりテンポが良くてしまっていて、面白く見られた。こうして見ると、吉右衛門の俊寛はやはり当たり役なんだろう。
『勧進帳(かんじんちょう)』は弁慶が幸四郎、富樫が梅玉、義経が芝翫で、客席はかなり寝ていた。ちょうど食事時直後だったせいが大きいと思うが、弁慶と富樫の丁々発止のやり取りが気持ち良いBGMになってしまったのだろう。かくいう私もその一人だが。
最後は踊りで玉三郎と勘三郎が『喜撰(きせん)』。玉三郎はやはり美しい…とポーッと見ていたら終わってしまった感じ。勘三郎が色気たっぷりの和尚だった。
- Newer: 寿初春大歌舞伎 夜の部
- Older: 新春浅草歌舞伎 夜の部