- 2008年1月 6日 23:25
- 歌舞伎
毎年恒例「着物で歌舞伎」の日。「着物で歌舞伎」と銘打ってはいても、例年、洋服の人はいる。というか、初めてこのイベントデイに参加した時は、かなりの人が洋服だったような気がしている。それが今年は9割方の人が着物だった。すごい。このイベントが浸透したのと、着物を着る人が増えてきたのと両方の相乗効果なんだろうけど、なかなか感動的な会場風景だった。テレビ東京が「着物の取材で」とカメラを入れていたけど、あれは何の番組でとりあげるんだろ?経済番組とか?
さて歌舞伎。第2部の演目は2つ。おっと、その前に新春歌舞伎恒例のお楽しみ、お年玉御挨拶は片岡愛之助丈。マイクを片手に花道へ、会場へと動き回って喜ばせてくれる。質問コーナーでは質問してくれた人に手拭いのプレゼントもあり。最初っから御馳走って感じだ。
さて1つ目は『祇園祭礼信仰記 金閣寺(ぎおんさいれいしんこうき きんかくじ)』。雪姫を亀治郎、大悪の松永大膳を獅童、此下東吉が勘太郎で、軍平が男女蔵、慶寿院尼は亀鶴、雪姫の夫の直信を七之助。指導は雀右衛門(本年とって米寿!)で、亀治郎は念願かなったらしい。頑張って勉強しました感が勝っているが、男女蔵と亀鶴は達者かな。まだまだ先は長いので、楽の頃には良くなっていることだろう…と、期待。
2つ目が『与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)』から「木更津海岸見染の場」「源氏店の場」のみの上演。この演目は玉三郎と仁左衛門で見慣れているので、かなり心配だったんだけどよい出来だった。七之助が思ったよりずっといい。愛之助はしっかり教えてもらってくれば大丈夫だろうと思ってあまり心配してなかったんだけど、まだこなれてないのかな?って思う。蝙蝠の安が亀鶴で、これはやはり上手い。多左衛門の男女蔵も貫禄あって良かった。ちょい役で小山三が出ているのもお年玉かな。
最後は、これも恒例の舞台挨拶。第1部の方だけ出ている三津五郎丈の息子の巳之助くんが御挨拶に参加してた。平成元年生まれだそうで、そろそろ浅草歌舞伎も世代交代時期か?と思ったりする。最年長が男女蔵で昭和42年生まれだから、まだまだ行けると思いたいとこなんだがなー。でも下の世代も育ってくれないと困るし、難しいとこだね。年の初めのこのお年玉興行が、ずっと続いてくれることだけは希望しておく。そして世界遺産になった歌舞伎が、今後もずっと栄えて続きますように。ま、楽しく見られれば、それでいいんだけどね。
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