- 2008年8月16日 23:54
- 歌舞伎
毎年恒例、八月は三部制の納涼歌舞伎。すっかり定着しているが、ここまで来るにはそこそこ道のりがあった、というのを今月の筋書きには特集記事としてまとめてある。一読の価値あり。
『女暫(おんなしばらく)』は、まあ話としては『暫』の女性版なので、オリジナルを思い出しつつ見るとニヤニヤ出来て楽しい。福助が巴御前で、女鯰を七之助、轟坊を勘太郎の兄弟が達者に演じていて面白かった。新悟、巳之助はいつの間にか育っていて驚いた。時間が立つのは早いなあ。成田五郎の市蔵が、猪俣平六の亀蔵に見劣りしてちょっと悲しい。亀蔵さん、やっぱ巧いや。最後のひっこみで舞台番として勘三郎が登場して六法を教えるところは御馳走。
『三人連獅子(さんにんれんじし)』は父獅子が橋之助、子獅子が長男の国生、母獅子は扇雀で、見たことのない「連獅子」だった。しかし子獅子......励めよ。
『眠駱駝物語 らくだ』は落語に題材を取った滑稽話。勘三郎と三津五郎のコンビで、いやー、芸達者な人達の芝居ってのは見てて気持ちいいや。亀蔵の死体役は天下一品だね。意外な女役の家主女房おいくで彌十郎が好演してるし、家主の市蔵も成田五郎よりよっぽどいい。たっぷりと笑わせてもらった。
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