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初春花形歌舞伎(新橋演舞場)

  • Posted by: ひろむ
  • 2009年1月17日 23:10
  • 歌舞伎

今年はまさかの獅童が、海老蔵と新橋で正月公演。集客力はあるんだろうけど、海老蔵と2枚看板に仕立てるとは、松竹、成田屋を舐めてるとしか思えない...よく成田屋が受けたもんだ。どうしようかと思ったのだけど、よりにもよって『封印切』の忠兵衛をやるというので、恐いもの見たさにチケットを確保した。

さて最初は復活した歌舞伎十八番『七つ面(ななつめん)』。祝いの舞らしく、七つの面を使って様々に踊り分ける海老蔵。最後の賑やかしは必要だったのか?あのまま1人で踊り納めても良かったような気もする。今後また変わって行くだろうから、それに期待。

 『恋飛脚大和往来(こいびきゃくやまとおうらい) 封印切』。八右衛門の猿弥が好演。これで忠兵衛が愛之助だったら面白かったのになあ...。獅童は、声が大きいのはいいとこだが、叫んでるだけに聞こえる。上方和事のじゃらじゃらは似合わなくって、無理すぎな感じ。なんかとっても卑屈な忠兵衛だった。門之助が合わせてあげてたけど、それで全体の質を下げちゃいかんだろー。せめて『毛抜』とかだったら...って思ったけど、成田屋と一緒の舞台でそれはないか。でも他に選択できる演目があったんじゃないのかなぁ。


『弁天娘女男白波(べんてんむすめめおのしらなみ) 白波五人男』は御存知浜松屋店先と勢揃い、最後の捕り物までしっかり見せてくれて楽しかった。こっちの獅童は悪くない。海老蔵は体格が良すぎて、どう見ても女装趣味のOKAMAさんのようだった。立ち回りはたっぷり見せてくれて、身体能力の高さも活かされてて堪能したが。

今回、獅童ファンが結構いたみたいで、普段の客層ならないだろうところで拍手が起きてて面白かった。まあ、新しいファン層の獲得を目論んだってことなら、しかたない人選だったのかもと思う。でも、たぶんこの舞台を見たら、むしろ海老蔵のファンになるんじゃないだろうか。余計なお世話か。

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