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新春浅草歌舞伎 第1部

  • Posted by: ひろむ
  • 2009年1月25日 23:08
  • 歌舞伎

毎年恒例、1月のお楽しみとしてすっかり定着してしまった新春浅草歌舞伎。若手が大作に挑む意欲的なこの催し物は、新しい年の始まりを楽しむにはちょうど適当だ。今年は「着物で歌舞伎」の日が他のイベントと重なって参加できず、残念なことに第一部だけの観劇となったが、第二部もかなり良かったらしいので行けなくてほんっとに残念。

さて。気を取り直して、今日のお年玉御挨拶は勘太郎。熱愛報道とか出ちゃって、そろそろご結婚?とか言ってるけど、中村屋ファンなら以前から父君がネタにしたりしてて知ってることだから驚きはしなかったよな。ここ数年の彼の躍進を彼女が支えているのだとすれば、心からめでたいことだと思うし。挨拶は無難にユーモラスにこなしてた。

『一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)』で亀治郎が大蔵卿に挑む。しかも演じられるのが稀な「曲舞(くせまい)」をやるというから驚きだ。しかしこれ、期待したよりずっと面白い。脇を勤める亀鶴と男女蔵のうまさもあると思うけど、飽きずに最後まで引きつけた。普通は「檜垣茶屋(ひがきちゃや)」と「奥殿(おくどの)」が上演されるんだけど、今日見た限りでは面白いのは断然こっちと思う。他の人でも見てみたい。「奥殿」は常盤御前の七之助、吉岡鬼次郎の勘太郎、女房お京で松也が頑張る。いや、面白かったよ。はっきり言って、この演目を全部通して寝ずに見たのは初めてだったのだ。いつも寝ちゃうんで今回も心配してたんだけど、まったくの杞憂だった。それにしてもこの面子でやるのは9年目ってことだけど、成長したもんだね。嬉しいね。

もう一つの演目は『新古演劇十種の内 土蜘(つちぐも)』。中村屋ではやらない演目に勘太郎が果敢に挑戦。いい出来だった。勘太郎、ほんとにいい役者になった。胡蝶の七之助も頑張っていたが、源頼光の松也が光ってたように思う。皆の今年の活躍に期待だ。

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