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壽初春大歌舞伎 夜の部

  • Posted by: ひろむ
  • 2012年1月14日 23:04
  • 歌舞伎

今月はとにかく新橋演舞場の『連獅子』を見に行こうと、吉右衛門ファンの友人と2人で出かけた。彼女と一緒に観劇するのは初めてだったが、楽しかった。

まずは『矢の根(やのね)』。歌舞伎十八番のこれを三津五郎が演じているが、曽我五郎の大らかさというか可愛らしさというか、そういうとこが出ていて良い。最後の大根と馬には笑った笑った。

『連獅子(れんじし)』は、親を吉右衛門、子供を鷹之資。吉右衛門の凄さを思い知る。こんなにストーリーをはっきりと感じながら見た『連獅子』は初めてだ。また、鷹之資に父譲りの華やかなオーラがあるのも初めて知った。やはり父が若い頃に亡くなって、他の家の世話になりながら育つというのは大変なことであろう。しかし、良い後ろ盾を得られたものだ。感動的ですらあった。間狂言の錦之助、又五郎も良い。

最後は『神明恵和合取組(かみのめぐみわごうのとりくみ)』。つまり、「め組の喧嘩」だ。菊五郎劇団勢揃いで、男の世界をたっぷりと描く。菊五郎、菊之助、左團次、又五郎、時蔵、松也が良い。それにしても、菊五郎と並ぶと菊之助は単なる小物のチンピラに見えるよなぁ。似合うけど。又五郎はちゃんと新進気鋭の二枚目相撲取りに見えたよ。子役として藤間大河が出てるのだが、これがなかなかいい芝居をしてくれて、大人以上に注目されていた。そして「め組の喧嘩」と言えば、もちろん喧嘩の場面だ。楽しい楽しい。客も盛り上がって拍手喝采。いい芝居見物だったよ。今月はあちこちで芝居がかかり過ぎてて、客が分散しちゃってるのが残念だね。こんないい芝居なのに空席が目立つんだから。松竹さん、もっと考えてくんないかな。

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