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    <title>Hirom&apos;s Amblin&apos; Report</title>
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    <title>浅草奥山風景</title>
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    <published>2012-05-06T07:47:25Z</published>
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    <summary>そういえば浅草の奥山風景は明日までだったと思い出して、慌ててお出かけ。まだ襲名記...</summary>
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        <![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://amblin.moto-rpm.com/assets_c/2012/05/IMG_0430-216.html" onclick="window.open('http://amblin.moto-rpm.com/assets_c/2012/05/IMG_0430-216.html','popup','width=640,height=480,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://amblin.moto-rpm.com/assets_c/2012/05/IMG_0430-thumb-160x120-216.jpg" width="160" height="120" alt="IMG_0430.jpg" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></a></span>そういえば浅草の奥山風景は明日までだったと思い出して、慌ててお出かけ。まだ襲名記念ストラップの交換もしてないし、行っとかないと。夕方から雨の予報だし、すでに2時近いし、短時間でパパッと。

いつもながら浅草寺は大賑わい。まずは参拝して、平成浅草小判両替処に向かう。ここに平成中村座の観劇チケット半券を持って行くと、浅草観光連盟が作った「六代目中村勘九郎襲名記念ストラップ」をもらえるのだ。チケットに交換済みの印として角切銀杏の判をついてくれた。にくい気配り。今回の<a href="http://asakusa.in/edo-okuyama/%E5%B9%B3%E6%88%90%E6%B5%85%E8%8D%89%E5%B0%8F%E5%88%A4">平成浅草小判</a>には「大浅草観光祭」「<a href="http://www.sanjasama.jp/">三社祭</a>七百年記念」と刻印がある。さらに裏も凝っている。１０枚セットになった切り餅もあるとこがまたいい。平成中村座の小屋前でも売っていたので、そちらですでに購入済み。

さて目的は達成できたので、あとはぶらぶら見てこうかとしたら、ちょうど辻で操り人形の踊りと説明をやっていた。しばし足を止めて見入る。ヨーロッパのマリオネットと日本の操り人形では、糸の付いている場所が違うのだそうな。それで動きの感じも違うのか。おもしろい。平成中村座のグッズ売り場と矢場の間を抜けて、昔ながらの伝統工芸などの店が軒を連ねる通りに入る。おもしろいね素敵だねと言いつつ、通り抜けるだけのつもりでいたのだけど、スカイツリーを描いた扇子に目が止まる。シンプルな線で少ない色数で描いてあるのだけど、きちんと周りのランドマーク的ビルも並べてある。壁に目をやると、スカイツリーに龍が巻き付いた図柄の手拭いも飾ってある。こちらは黒一色で描いてあり、迫力のある登り龍だ。歌舞伎文字<a href="http://www.on-no-ji.com/">『御の字』</a>となっていて、勘亭流の文字を書いてくれるのが本業のようだ。扇子に文字入れをしてくれるそうだが、そちらは順番にこなしているので3時間待ちだと前にいたおじさんが言われてた。文字が入ってなくていいのでとスカイツリー扇子を買わせてもらう。まだ3本しか描いてないそうだけど、人気出ると思うな、この絵柄。

西側奥には舞台もあって、そちらでは時間によって演芸をやっているらしい。
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://amblin.moto-rpm.com/archives/CIMG0437.jpg">奥山おまいりまちへ続く門</a></span>の辺りはちょうど五重塔とスカイツリーが一緒に見えて、撮影ポイントになっていた。

ぐるっと一周したところで、にわかに空が暗くなった。西から黒い雲がすごい勢いで流れて来てる。バス駐車場のとこの<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://amblin.moto-rpm.com/archives/CIMG0442.jpg">九代目市川團十郎の像</a></span>に挨拶して、急いで帰途に着く。なんとか濡れずに帰宅できたのでよし。
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    <title>桜を追って北上</title>
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    <published>2012-04-30T14:30:18Z</published>
    <updated>2012-05-06T15:17:25Z</updated>

    <summary>福島へ行った時にもらってきた東北の桜案内に、「一目千本桜」と呼ばれる桜並木が載っ...</summary>
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        <name>ひろむ</name>
        
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        <![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://amblin.moto-rpm.com/assets_c/2012/05/IMGP5503-228.html" onclick="window.open('http://amblin.moto-rpm.com/assets_c/2012/05/IMGP5503-228.html','popup','width=640,height=425,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://amblin.moto-rpm.com/assets_c/2012/05/IMGP5503-thumb-160x106-228.jpg" width="160" height="106" alt="IMGP5503.jpg" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></a></span>福島へ行った時にもらってきた東北の桜案内に、<a href="http://www.pref.miyagi.jp/oksgsin/sennan/view-spot/sakura-06.htm">「一目千本桜」</a>と呼ばれる桜並木が載っていた。白石川の堤に並ぶというその桜がどうしても見たくて、でも26日頃に満開だったみたいだから大部分が散ってるかもと予想もできて、悩んだ末に結局行こうと決めた。夜中にネットで新幹線を予約して、翌朝は頑張って早起き。私にしては珍しい出かけ方だと思う。

東北新幹線白石蔵王駅からJR白石駅まで2km弱を歩き、東北本線で大河原まで。大河原駅からは歩いて5分で白石川の河川敷だ。昨日までは桜祭りをやっていたらしいが、今はもう屋台も少なく、そのかわり三々五々とシートを引いてピクニックを楽しむ人や、散策する人達がいた。散ってはいたが葉桜でも十分に美しい。ことにここの桜は
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://amblin.moto-rpm.com/archives/IMGP5486.jpg">見事な古木</a></span>が多く、樹木としての桜を楽しめた。生憎の曇り空だけど、それもまたよし。

駅へ戻る途中で白石名物という温麺を買って、再び東北本線に乗り込み仙台へ移動する。ここまで来たら、ついでに青葉城の桜も見て来ようと欲が出たのだ。仙台駅の寿司通りでランチを食べ、観光バスの<a href="http://www.kotsu.city.sendai.jp/bus/loople/index.html">るーぷる仙台</a>で仙台城趾へ。るーぷる仙台は乗車一回250円、一日券だと600円だそうで、丸一日使って観光できるなら一日券がお得そう。次回は使ってみよう。仙台城趾のバス停で下りると、なんとそこには足軽と通人のお出迎えが。通人は「そら」、足軽は「そうた」とそれぞれ名乗ってくれたのだけど、「そら」ってひょっとして曽良か？この人達のおかげで、きっつい上り坂をどうにか登りきれた。本丸跡でも片倉小十郎だの支倉常長だのがいて、観光客の求めに応じて記念撮影をしていた。他にもボランティアガイドが案内してくれる見学コースがあったり、かなりサービスは充実してるようだった。ひとしきり町を見下ろしたり、伊達政宗公の像を眺めたり。

<a href="http://gokokujinja.org/top/index.htm">宮城縣護國神社</a>にもついでにお参り。境内に<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://amblin.moto-rpm.com/archives/IMGP5499.jpg">色の濃い枝垂れ桜</a></span>があって、それを取り囲むように茶席が設えられていた。桜の下でのお茶会...優雅だ。手前に<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://amblin.moto-rpm.com/archives/IMGP5501.jpg">小さな滝</a></span>もあって、水音が穏やかさを添えていた。

仙台城趾からすぐの東北大学キャンパスも素晴らしい桜がたくさんありそう。植物園もあるらしい。いい加減歩いて疲れたので今回はパスしたけど、機会があったら寄ってみたい。仙台駅まで戻ってお茶して一休み。お土産を買い込んで、慌ただしく帰りの新幹線に乗り込む。こんなに近いとはついぞ知らなかった。日帰りできちゃうんだ。でも移動で疲れるから、やっぱりせめて一泊はしたいな。次は七夕祭りでも見に来てみようか。



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    <title>平成中村座　四月大歌舞伎　第１部</title>
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    <published>2012-04-22T08:03:31Z</published>
    <updated>2012-04-22T08:05:40Z</updated>

    <summary>平成中村座の定番『法界坊（ほうかいぼう）』だ。なんだか良くない印象があるけど何だ...</summary>
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        <![CDATA[平成中村座の定番『法界坊（ほうかいぼう）』だ。なんだか良くない印象があるけど何だったっけ？と思って<a href="http://amblin.moto-rpm.com/archives/2005/08/27-2337.html">2005年のブログ</a>を見たら、どうやら当時の私は中村屋おっかけアンチだったらしい。芝居そのものは楽しんだらしいが、後が良くないと書いてある。人の気持ちというのは変わるものだ。その後かなり自分がミーハー全開になったおかげで、今日もしっかりスタンディングオベーションにも加わったし、カーテンコールには大喜びだったよ。

序幕から二幕目の終わりまでノンストップ。畳み掛けるように話が展開していくのだけど、息も付かせぬとは正にこのこと。笑いとおどろの緩急も自在で、２時間があっという間だ。法界坊はもちろん勘三郎で、隣の席の人らの会話によれば先代勘三郎そっくりらしい。それに自分でも工夫を入れているので更に面白くなってるんだよねと話されていた。うん、面白い。野分姫は七之助で、おっとりと真摯に演じている。松若が勘九郎、甚三郎が橋之助でまあ達者なこと。そこに亀蔵が脅威の柔軟性で絡み、おかしいやら気持ち悪いやら。すごいなぁ。勘十郎が笹野高史で、いつも通りいい味出してる。お組は扇雀で、この人は本当に可愛らしく見えるものだと感心してしまう。お組の父、永楽屋を彌十郎が結構なはまりっぷりで演じてた。

大喜利の隅田川の場は「双面水照月（ふたつおもてみずにてるつき）」。勘三郎の野分姫と法界坊の演じ分けがすごい。娘の拵えのままで、今は野分姫、今は法界坊とくっきりとわかる。さらに最後は花吹雪の中で大立ち回り。拍手鳴り止まず。カーテンコールは２回。たっぷりと楽しんだ。

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    <title>国立劇場４月歌舞伎公演</title>
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    <published>2012-04-21T14:53:48Z</published>
    <updated>2012-04-22T13:25:27Z</updated>

    <summary>昨年3月に震災のため興行半ばで中止となった『絵本合法衢（えほんがっぽうがつじ）』...</summary>
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        <![CDATA[昨年3月に震災のため興行半ばで中止となった<a href="http://d.hatena.ne.jp/japojp/20120420/1334933518">『絵本合法衢（えほんがっぽうがつじ）』</a>が再演とのことで行ってきた。仁左衛門が実悪を大らかに演じて、陰惨な話のはずなのに楽しく見られた。よわよわっちい役柄の愛之助も珍しくてにやける。時蔵のうんざりお松がいいわー。孝太郎のお亀も可愛いい。とにかく二色の悪役を演じ分ける仁左衛門にひたすら見蕩れて、開演から終幕まで4時間超だったのだけど、まったく苦痛にならず。いい芝居はいいんだよなと再認識したのであった。]]>
        
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    <title>平成中村座　四月大歌舞伎　第2部</title>
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    <published>2012-04-16T13:07:56Z</published>
    <updated>2012-04-22T08:07:11Z</updated>

    <summary>四月の中村座は昼も夜も通し狂言で、夜の部は『小笠原騒動（おがさわらそうどう）』。...</summary>
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        四月の中村座は昼も夜も通し狂言で、夜の部は『小笠原騒動（おがさわらそうどう）』。初の桜席チャレンジなのだ。ふふふふふ。誕生日休暇で平日観劇だもんね。１人だけど、すっごく楽しみにしてたんだもんね。気合い入りまくりで隅田川公演へ。いつもはぎりぎり到着だけど、今日は余裕を持って行けた。

さて、この演目は『小笠原騒動』は見るの初めて。勘九郎演じる犬神兵部が、七之助演じる愛人・お大の方と組んで、子供が出来たお大の方を殿様の側室にして生まれてくる子をお世継ぎに仕立て上げようという企て。それを阻もうと扇雀演じる忠臣の小笠原隼人が苦心するのだが、殿はすっかり犬神達を信用していて、かえって隼人が閉門蟄居を申し渡される次第。現在は飛脚屋となっている以前の家臣夫婦（これも勘九郎と七之助）の力を借りてどうにかしようとするのだが...という話。御家騒動がテーマなのだけど、白狐の妖しい神通力が出て来たり、幽霊が出て来たり。扇雀が良助女房おかのもやっていて、隼人との演じ分けがさすが。そしてまたこのおかのの娘の子役がかわいい。客席めろめろ。良助は橋之助なのだが、これまた悪党にはなりきれない純朴な足軽で、一家の悲劇を際立たせる。一方でクールに悪役に徹してたのが亀蔵の大石百介。残虐非道な犬神に顔色も変えず付き従う。悪が徹底していると善が引き立つもので、勘三郎の小笠原遠江守は鷹揚できっぱりした殿様だった。また国生の林数馬がゆったりした雰囲気があって、育ちの良いお小姓頭にあってた。

舞台そのものも良かったのだけど、桜席の良さは舞台転換や装置の入れ替えなどを舞台の上から眺められるところ。普段は幕の向こうにあって見えないものが見られる楽しさだ。しかも役者の出入りも見えて、幕が下りた後にちょいと会釈なんぞしてもらおうものなら、好感度あがりまくりである。たーのーしーい。人気あるのよくわかるわー。隣の席の見ず知らずの人と盛り上がっちゃった。また行っちゃうかも。
        
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    <title>四月花形歌舞伎　通し狂言仮名手本忠臣蔵</title>
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    <published>2012-04-07T14:17:16Z</published>
    <updated>2012-04-22T07:22:10Z</updated>

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        通しで見るのは久しぶり？と思ったけど、実はここ数年ちょこちょこ見てるか。通しと言いつつ、「大序」「三段目」「四段目」「道行旅路の花聟」「五段目」「六段目」「七段目」「十一段目」である。通しだと、一力茶屋と山科閑居は一緒に出ないのね。本当に全部やったらえらい長丁場だものな...。

今回は花形で染五郎が由良の助だったけど、ちょっとまだ線が細すぎで、四十七士を率いるには物足りない感じ。塩冶判官は菊之助の端正な顔が、少ない表情で多くを語るね。勘平は亀治郎で、藤十郎に教わって上方の型でとのこと。道行きはさすがに年の差が目立っちゃって福助のお軽とじゃツバメみたいだったけど、五段目六段目は良かったなぁ。勘平の腹切りは、色に耽ったばっかりにがないのもいいな。福助のお軽は恋愛体質全開で、まったく無意識に男を翻弄してる。本人は翻弄してるとか全然思ってなさそうなとこがまたいい。松緑は奴が似合うけど、師直も良かったね。亀鶴が大活躍で三役やってて、薬師寺、お才、小林平八郎と見事に違い、いろんな姿が見られて楽しい。特にお才さんは出色の出来だったと思う。獅童は若狭之助がなかなか。五十両、には早いかねぇ。ともかく、楽しく見られて良かった良かった。
        
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    <title>平成中村座　三月大歌舞伎　夜の部</title>
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    <published>2012-03-25T13:36:26Z</published>
    <updated>2012-03-25T14:31:27Z</updated>

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        夜の部は『傾城反魂香（けいせいはんごんこう）』から。浮世又平が仁左衛門 、女房おとくが勘三郎。すごくチャーミングで可愛らしい夫婦だった。最後の歓喜から出立のあたり、実はいつもは好きじゃない場面なのだが、今回は本当に良かったねと思いながら微笑ましく見られた。それほど最前半の夫婦の苦悩も喜びも、真に迫っていたということだろう。土佐将監が亀蔵で、何かとってもいい。配役を見た時には、こんな老け役なのかと思ったけど、すごく良かった。修理之助は新悟で、出だしはちょっともたついたけど頑張ってる感じ。引っ込みの最後まで、とってもかわいい夫婦を見送らせてもらってほっこりした。

そして楽しみにしてた『口上（こうじょう』である。今回はなんと！笹野高史が出るのだ。歌舞伎俳優の襲名披露公演で、口上に歌舞伎役者以外の役者が列座するのは初めて見る。これも中村座ならではだろう。勘三郎の挨拶に続き、我當、進之介、海老蔵、仁左衛門、扇雀、亀蔵、笹野高史、七之助、勘九郎。先月の新橋演舞場での口上がフォーマルな改まったものだとすれば、今回のはとてもカジュアルでフランクだ。笹野さん初め「勘九郎」という名前についての言及が多かったが、愛された名前だと再度実感する。とても楽しいお祝いの席。そこにいるのが嬉しい、そんな気にさせてくれる口上だった。

『曽我綉侠御所染（そがもようたてしのごしょぞめ）』は、渡り台詞の両花道がちゃんと仮設されて始まった。御所五郎蔵が勘九郎、星影土右衛門が海老蔵で、これがどちらもはまってて良い。傾城皐月が扇雀、逢州が七之助だったのだが、すごいと思ったのは逢州の方がちゃんと格上の傾城に見えること。扇雀が世間知らずで可愛らしい皐月を好演しているからこそなのかもしれないが、きりっとして姐さん肌の逢州、素敵だった。笹野高史は相変わらず自然に歌舞伎の舞台ににとけ込んでる。おもしろかった。

最後は『元禄花見踊（げんろくはなみおどり）』で、超若手組の児太郎、虎之介、鶴松、宜生、国生が短いけど華やかな踊りを見せてくれた。鶴松やっぱりうまい。虎之介もなかなか。宜生、国生も丁寧に踊ってたように思う。児太郎は最後の見せ場を外さずぴたっと決めてさすが。こうやって着々と次世代が育って、歌舞伎の歴史はつながるのだね。

        
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    <title>平成中村座　三月大歌舞伎　昼の部</title>
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    <published>2012-03-24T14:58:29Z</published>
    <updated>2012-03-24T15:23:32Z</updated>

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        勘九郎襲名披露興行が、なんと今月は平成中村座において行われるのであった。感無量である。ぐずついた天気の中、いそいそと駆けつけた。スカイツリーが上１／３ほど雲に隠れて、なんだか狐につままれたよう。

さて幕開きは『歌舞伎十八番の内　暫（しばらく）』で、鎌倉権五郎は当然の海老蔵。声がいいねぇ。成田屋のためのこの芝居、ちゃめっけもたっぷりに演じてて楽しい。七之助の照葉もよく通ったいい声で、地味なこしらえでもパッと目を引く。久しぶりに見た気がする猿弥も、なまず坊主おもしろく。武衡は我當で、加茂次郎が進之介、成田五郎が男女蔵。お祝いムード満点の気持ちいい芝居だった。

中村屋と言えば『一條大蔵譚（いちじょうおおくらものがたり）』は外せない。今回は「檜垣」「奥殿」 で、実はこの部分、見てて眠くなることが多かったのだが、今日はしっかり見せてもらった。一條大蔵長成はもちろん勘太郎改め勘九郎。終盤、切り落とした勘解由の首を抱えて笑うところ、大蔵卿の不気味さをあんなに感じたのは初めてだ。吉岡鬼次郎を仁左衛門、女房お京を七之助。七之助がき仁左衛門と堂々とした芝居をしてることに感激していると、なんと鳴瀬が小山三ではないか。これは中村座じゃないと見られない。常盤御前は扇雀、八剣勘解由は亀蔵。

最後は『舞鶴雪月花（ぶかくせつげっか）』という踊り。三部構成になっていて、どうやらもともとは先代勘三郎が作ったらしい。おそらく上中下を踊り分けるのが眼目だったのではないかと思うのだけれど、今回は「上の巻」の桜の精を七之助、「中の巻」の松虫は仁左衛門と千之助、「下の巻」の雪達磨を勘三郎。七之助かわいらしく美しい。松虫は幽玄な感じで、雪達磨はユーモラス。炭で目鼻を作った雪達磨そのままの顔をしているからなのか、勘三郎が映像でしか知らない先代にすごくダブって見えた。勘九郎が勘三郎に似てきたのはここ数年しばしば言われることだし、今月の芝居でも本当にそう思うけど、勘三郎が先代に似てるなんて思ったことなかったので驚いた。素敵な舞踊で、舞台の作りもシンプルそうに見えて凝っていて、大喜びして隣席の見ず知らずの方と盛り上がってしまった。明日見る夜の部がさらに楽しみになったさ。
        
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    <title>ソウル再訪</title>
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    <published>2012-03-19T14:33:00Z</published>
    <updated>2012-03-25T15:02:58Z</updated>

    <summary>昨年も3月に初めての韓国旅行をしたのだが、今年も同じ友人夫婦と休みを合わせて行く...</summary>
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        <name>ひろむ</name>
        
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        <![CDATA[昨年も3月に<a href="http://amblin.moto-rpm.com/archives/2011/03/06-2347.html">初めての韓国旅行</a>をしたのだが、今年も同じ友人夫婦と休みを合わせて行くことになった。残念ながら妹は行けないのだが、職場の同僚が数名同行してちょっとした大所帯に。春休み時期に重なったせいか、飛行機の確保がまず大変だった。結局いろいろばらけてしまい、羽田空港-金浦空港での往復は私だけ。他は全員が成田空港-仁川空港で、しかも出発日と出発時間が3通りになってしまった。当然帰りもばらばら。最後まで心良く世話をやいてくれた友人夫婦に大感謝である。

今回は東大門方面で宿を確保したので夜の東大門市場に行ったり、ソウルNタワーにも上ったし、景福宮（キョンボックン）とその周辺に行ったり、仁寺洞や三清洞も再訪した。明洞餃子も参鶏湯も焼肉と冷麺も食べたし、伝統茶も楽しんだし、二泊三日にしては詰め込み過ぎなほどよく歩いた。とりあえずWi-Fiが使えるとこではスマホが使えて便利なのを実感。普通の携帯電話も海外ローミングで使えるし、料金は定額制なはずなんだけど幅があるので、いくら請求が来るのか未だわからなくて不安。でも今回は人が多いから連絡を取らなきゃいけなくて、仕方なかったんだよな...。

近くて遠いのか、遠くて近いのか。世宗大王の博物館で昔の日本軍襲来のことなどを見ると、複雑な歴史がある国同士なのだと再認識する。日韓共同のワールドカップ開催があったり、文化やファッションの交流があったり、一時期よりはきっと関係が良いと思っていいのだろう。では私は、今回も一緒に行った友人夫婦がいなかったら、そもそも韓国に行こうと思っただろうか？初めての海外旅行は高校時代の中国（天津・北京・上海）だが、それより近い韓国に興味があっただろうか？今はどうだろう？今回の旅行中、何度か鷺沢萠の『ケナリも花、サクラも花』を思い出していた。答えは、やはり風の中、か。]]>
        
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    <title>&quot;Dream Vision&quot;</title>
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    <published>2012-03-05T14:33:10Z</published>
    <updated>2012-03-05T15:42:32Z</updated>

    <summary>&quot;Masato Kamei in Dream Vision&quot;と題されたマジックシ...</summary>
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        &quot;Masato Kamei in Dream Vision&quot;と題されたマジックショーへ行ってきた。月曜日の夜８時からなんて設定にも関わらず、満員の観客が集まってて驚き。信じて望めば叶わない夢などないとのカッパーフィールドの言葉を胸に刻んで生きて来たマジシャン亀井氏のワンマンライブである。脱出劇、空中浮遊、リンクマジック、ライトマジック、ビンゴのマジック、物質交換のマジック、飲み物が違う飲み物に変わってしまうマジック、読心マジック（っていうのか？）、カードをつかったマジック。盛りだくさんであった。最初から最後まで、ちゃんと彼の幼い頃からの夢、現在の夢、いろんな思いが詰め込まれてるとわかる良い脚本と演出で、そこの部分にうるっときた。もちろんマジックは皆とても素晴らしくて、ひたすら見蕩れているうちに終わりを迎えた感じだった。ぜひまた見たい。見せてね！
        
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    <title>御園座　二月花形歌舞伎　夜の部</title>
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    <published>2012-02-25T14:24:37Z</published>
    <updated>2012-03-24T15:39:58Z</updated>

    <summary>関西方面へ出張があり、週末にからめて大阪か名古屋で歌舞伎を観ようと目論む。御園座...</summary>
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        関西方面へ出張があり、週末にからめて大阪か名古屋で歌舞伎を観ようと目論む。御園座で『青砥稿花紅彩画　白浪五人男（あおとぞうしはなのにしきえ　しらなみごにんおとこ）』を通しでやってるのでこちらに決定。この演目は好きなのだ。台詞回しが気持ちいい。通しで見る方が断然おもしろい。

弁天小僧菊之助が菊之助、南郷力丸は松緑。２人の間に漂う色気も感じられてよし。浜松屋の息子・宗之助が萬太郎で、赤星十三郎は梅枝、千寿姫は右近。うん、花形だよね。ここらの若手は本当にすがすがしい。そこに日本駄右衛門が團蔵でしっかり締めてる感じ。大詰めの立ち回りもテンポよくて楽しかった。ちょっと強行軍になっちゃったのだけど、気合いで観に行って良かったよ。
        
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    <title>勘九郎襲名披露　昼の部</title>
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    <published>2012-02-19T14:51:34Z</published>
    <updated>2012-02-20T15:20:28Z</updated>

    <summary>まずは歌舞伎十八番の内『鳴神（なるかみ）』で、橋之助の鳴神上人、七之助の雲の絶間...</summary>
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        まずは歌舞伎十八番の内『鳴神（なるかみ）』で、橋之助の鳴神上人、七之助の雲の絶間姫。最初っから落とされる気ありありみたいな、人間臭い鳴神だった。嵌められたとわかって怒ってから後は、すごい迫力で良い。雲の絶間姫は色っぽくて巧みで、逃げ去る前の謝罪口上が嘘くさく聞こえるほどの手管だったから、あれじゃイチコロだね。亀蔵・白雲坊、男女蔵・黒雲坊も、上人様に合わせたようで楽しげだった。

昼の部の勘九郎は『土蜘蛛（つちぐも）』で登場。僧の姿で登場する時から、不気味な妖気が漂っていて良い。眼が離せない。正体を現してからのとこはいかにも土蜘蛛だし、怪異なのだけど、そうなる前がとにかくいいのだ。太刀持ちの宣生がまたいい。怪しの者と見てとるあたりの集中した様子がすごく良かった。三津五郎の頼光、福助の胡蝶がしっかりと場を支えている感じ。四天王に松江、巳之助、児太郎、国生と、とっても若手組が揃ったのも、これからの世代を引っ張って行く勘九郎への餞として好配役だったんじゃなかろうか。勘三郎、仁左衛門、吉右衛門の番卒に、芝雀の巫女は御馳走だね。子役がまたかわいらしくて、和やかで賑やかな間狂言だった。

最後は『天衣紛上野初花　河内山（くもにまごううえののはつはな　こうちやま）』で、仁左衛門が河内山。上州屋質見世の場では、秀太郎、我當と三兄弟揃っての競演。松江候の屋敷に上がってからの河内山は、活き活きと松江候を追いつめて行く。しかも最後になって正体がばれてしまっても、「河内山は旗本直参だぞ」と開き直る。立ち回り方をよく知ってらっしゃることよ。そして最後に立ち去る場面での捨て台詞につながるのだけど、これは何度聞いても気持ちいいねぇ。はい皆さん御一緒に「ばあかめぇ」。
        
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    <title>東京事変 Live Tour 2012</title>
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    <published>2012-02-14T14:56:29Z</published>
    <updated>2012-02-15T14:28:20Z</updated>

    <summary>なんと最後の...最後の東京事変ライヴツアーになってしまった。突然の解散宣言から...</summary>
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        なんと最後の...最後の東京事変ライヴツアーになってしまった。突然の解散宣言から怒濤のチケット争奪戦を経て、チケットを手にした６万人と涙した47万人、つまり延べ53万人が行きたいと欲したツアー&quot;Domestic Bon Voyage&quot;である。今日2月14日横浜アリーナを出航し、横浜、大阪、東京と2度ずつ錨を下ろし閏日29日まで6回のみ。最終日は映画館での生中継まである。仕方ないので映画館に行くかと思ってたところに、天からチケットが降ってきた。一も二もなく飛びついて、職場の方々にも無理を言いまくって、仕事を早上がりして新幹線に飛び乗る。新横浜まで20分。横浜アリーナまでは徒歩7分。入口、外の物販ブースとも大混雑で行列が長い長い。時間的にも物販を漁るのは無理と判断して真っ直ぐに席を目指す。さすがはファンクラブ歴長い知人が確保したチケットだけあって、アリーナセンターの良い席であった。大感謝である。

そして約10分遅れて19時10分あたりに始まったライヴは、本当に中味が濃くて楽しくて、あっという間に21時20分。アンコールが終わり、メンバーが去った後のステージに、エンドロールが流れる。&quot;Up, up and away!&quot;と消えたスクリーンに砂嵐が吹き、次の瞬間には客席の電気が点き、最後の大きな拍手が起こって本当に今日のライヴは終了した。最後のライヴツアーの最初の日。終わりの始まりにしたって、こんな素敵なパフォーマンスができるのに、どうして解散するんだろう、わけが分からない、と溜め息をつきつつ帰途に着く。ネコさんのアレンジ、オーケストレーションが自然にはまりきってるのもさすが。凄過ぎて、堪能し過ぎて、楽し過ぎて、ラストライブの悲しさなんてどっか行った。いったんバンドはなくなるのだろうけど、彼らが音楽をやめるわけではない。彼らの音楽が消えるわけではない。また新たな進化を見せてくれるものと信じよう。それまで、良い旅を！

本日のセットリスト；

        01.生きる (オケ) 
02.新しい文明開化 (オケ/拡声器/演出:紙吹雪) 
03.今夜はから騒ぎ (演出:札吹雪) 
04.OSCA 
05.FOUL 
06.シーズンサヨナラ (ネコ) 
―メンバー紹介(カーネーションinst)― 
07.海底に巣食う男 (オケ) 
08.怪ホラーダスト (vo伊澤/key林檎) 
09.ほんとのところ (vo刄田/dr林檎) 
10.ｓａ＿ｉ＿ｔａ 
11.能動的三分間 
12.修羅場 (演出:血飛沫) 
13.絶対絶命 (オケ) 
14.アイスクリームのうた (vo男メン) 
15.おいしい季節 (オケ) 
16.女の子は誰でも (オケ) 
17.御祭騒ぎ (オケ) 
18.天国へようこそ For The Tube (オケ) 
19.タイムカプセル 
20.電波通信 
21.閃光少女 
22.勝ち戦 (ブラス) 
23.キラーチューン (オケ) 
24.空が鳴っている
―encore 1― 
25.群青日和 
26.青春の瞬き(オケ)
―encore 2―
27.透明人間
EDハンサム過ぎて
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    <title>勘九郎襲名披露　夜の部</title>
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    <published>2012-02-04T14:51:05Z</published>
    <updated>2012-02-04T16:34:56Z</updated>

    <summary>「中村勘太郎改め六代目中村勘九郎襲名披露 二月大歌舞伎」というわけで、今月は平成...</summary>
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        「中村勘太郎改め六代目中村勘九郎襲名披露 二月大歌舞伎」というわけで、今月は平成中村座はお休みで新橋演舞場で襲名興行だ。ロビーにはお祝いの飾り絵馬が飾られ、売店には襲名披露記念お菓子などが並び、いつもより熱気に溢れたお客がひしめく。筋書きにはなんとサイン入りの勘九郎ピンナップが綴じ込まれてて驚き。こんなの初めてなんじゃなかろうか。芝居見てる間も思ったけど、愛されてるねー勘九郎、そして中村屋。お祝い気分満点で幸せだった。

まずは『浮世柄比翼稲妻　鈴ヶ森（うきよづかひよくのいなづま すずがもり）』で勘三郎の白井権八。水も滴る若衆姿で、御存知の立ち回り。雲助に彌十郎や錦之助が出てる御馳走もあり。そして幡随院長兵衛は吉右衛門。いーい親分っぷり。がっぷり四つに組んだ芝居で気持ちよく幕となる。

そして襲名披露の口上。勘三郎からの口上を受けて、我當、三津五郎、彌十郎、芝雀、秀太郎、吉右衛門、仁左衛門、東蔵、扇雀、錦之助、橋之助、福助、七之助、勘九郎の順に挨拶が回る。先代勘三郎はともかく、先日亡くなった芝翫がいたらどんなに喜んだろうと、ファンに過ぎない私でさえ思う。当然そのことや、長男が生まれたこと、真面目なこと、兄弟仲がいいことなど、いろんな話が出てくる。本当に好青年で、皆に愛されているんだとわかる口上だった。

いよいよ六代目勘九郎の登場で『春興鏡獅子（しゅんきょうかがみじし）』。最初のきっかけの手引きに小山三が出ていて客席は大喜び。しかも後見が七之助。もちろん息はぴったりだし、じっと兄の踊りを見つめる真剣さが、舞台に熱を上乗せしている。勘九郎は、この人らしいきっちりした端正な弥生で、いつかは父君のあの素晴らしい踊りを超えたものを見せてくれるかもしれないと期待させる。胡蝶は玉太郎と宜生。

最後は『ぢいさんばあさん』を三津五郎と福助で。るん福助がちょっとぶりっ子すぎなほどの旦那大好きっぷりで笑いを誘う。伊織の三津五郎は、なんというか、いい芝居してた。若夫婦の新悟と巳之助も爽やかで仲の良いかわいらしさが出ていて、老夫婦との対比が良かった。正直なとこ、この芝居はこれまで印象が薄かったのだ。地味だし。今回はおもしろいと思った。自分も年を取ったってことなんだろうけどね。
        
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    <title>平成中村座壽初春大歌舞伎　夜の部</title>
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    <published>2012-01-22T14:58:10Z</published>
    <updated>2012-02-04T15:46:56Z</updated>

    <summary>浅草歌舞伎の後、『ヨシカミ』でランチを食べて隅田川縁へ。雲一つない青空をバックに...</summary>
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        浅草歌舞伎の後、『ヨシカミ』でランチを食べて隅田川縁へ。雲一つない青空をバックに、スカイツリーがどーんと見える。いつも思うが、とにかくでかい。開業してライトアップしたとこは壮観だろうな。

『寿曽我対面（ことぶきそがのたいめん）』。お正月らしい。曽我十郎祐成が勘三郎、五郎時致は橋之助。血気に逸った若い弟を、思慮深い兄が抑えて大願成就に向かう様がよく出ていた。いつも、単に顔見せに並ぶだけの芝居くらいのつもりで見てたのだけど、ちゃんとストーリーを感じながら見られた。先月も見てるからかも？大磯の虎が七之助、化粧坂少将が新悟、工藤左衛門祐経が彌十郎で目を楽しませてくれる。彌十郎は柄がでかいばかりでなく、動きもゆったりと鷹揚にして、お偉いさん的雰囲気たっぷりの祐経で良かった。

そんでもって『於染久松色読販（おそめひさまつうきなのよみうり）』。七之助大健闘。以前に見たのは玉三郎だったのだが、うん、これは良い演目。早変わりたっぷりの七役だ。今回も監修が玉三郎となっている。とにかく七之助が七役をしっかり演じ分けているのが素晴らしい。姿形だけでなく、声色や所作までちゃんと違う。一瞬で変わるのがホントにすごいよな。変わるよねと思ってても、あまりの鮮やかさに感嘆してしまう。橋之助と彌十郎が、その七之助をがっちりと支えている。小山三もちらっと出てるし、亀蔵はやはり芸達者だし、萬太郎と梅枝もいいし、今日一番おもしろかった。来月は勘九郎の襲名もあるけど、七之助もいつか誰かの名を継ぐのかな。それもまた楽しみ。
        
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