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        <title>Hirom&apos;s Amblin&apos; Report</title>
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            <title>御名残三月大歌舞伎　第二部</title>
            <description>いよいよ来月までとなった現歌舞伎座での興行は、最後の2ヶ月が激混みを予想しての三部制である。職場で「一度でいいからなくなる前に歌舞伎座内に入ってみたい！」という希望の人がいて、今日は生歌舞伎初体験の彼女と一緒に行った。開演は午後2時半からだったので、2時過ぎにさっさと入って1階から3階までを文字通り駆け足で案内し、いろいろと喜んでもらえたようなところで開演となった。

この第二部は2演目だけ。最初は『菅原伝授手習鑑　筆法伝授（すがわらでんじゅてならいかがみ　ひっぽうでんじゅ）』だ。今月は『菅原伝授手習鑑』でもなかなか見ないこの話と『道明寺』が出ていて面白い。仁左衛門が菅丞相をクールに気高く演じれば、武部源蔵を梅玉が好演、希世が東蔵でこれまた下品にならずユーモラスに嫌な奴を演じている。初めて見たが、久しぶりに借りたイヤホンガイドの解説のおかげもあり、とても面白かった。

休憩は15分だけで、お土産物の売り場をぐるっと回っただけで終わってしまった。しかしその時点で同行者からは「面白い！来月も来たい！」のお言葉が出てくれて、連れてきて良かったと感動。その場で来月分の彼女のチケットを手配したのだった。後になって、これが大正解だったのが判明する。なぜならば、この時点ではまだ一般発売前日だったので取れたのだが、四月分は一般発売が始まった日に、全席売り切れたらしいのだ。歌舞伎会の会員で、ほんっとに良かった。

さてもう一つは『弁天娘女男白浪（べんてんむすめめおのしらなみ）』で「浜松屋」と「稲瀬川」だ。説明不要の楽しさ。弁天小僧はもちろん菊五郎、南郷力丸が吉右衛門で、日本駄右衛門が幸四郎、忠信利平が左團次、赤星十三郎が梅玉。浜松屋のせがれで菊之助が出演していて、しみじみ豪華キャストと溜め息が出る。吉右衛門の南郷力丸が予想外に良くて、このところ私の中の吉右衛門評価は上昇傾向だ。第一部の石川五右衛門もやっているらしいので楽しみ。</description>
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            <pubDate>Sun, 14 Mar 2010 23:56:15 +0900</pubDate>
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            <title>バンクーバー五輪フィギュア（女子FP）</title>
            <description><![CDATA[仲の良い友人と後輩と3人でリアルタイムでテレビ観戦できて、感動を分かち合えて、幸せな時間が持てた。感謝。

第3グループから見始めたのだが、鈴木明子がしっかりと自分の演技をできて一安心。落ち着いた良い演技。しかもどう見ても今季一番の出来で、本人も滑り終えて感極まってしまうほどだった。応援しているこちらもつい、うるっと涙腺が緩む。SP後11位でFP次第ではTOP10は固いと思っていたが、しっかり<a href="http://www.vancouver2010.com/olympic-figure-skating/schedule-and-results/ladies-free-skating_fsw010101pB.html">8位に入賞</a>してくれた。おめでとう。

安藤美姫は最終グループ滑走者の中では、キム・ヨナよりも浅田真央よりも前で本当に良かったと思う。今回は本人がちゃんと納得のいく演技が出来たようで、トリノの時と違い充実の表情を見られた。SPよりちょっと不安定だったけど頑張ったロシェットと、怖いものなしの長洲未来の素敵なカルメンのおかげで5位になってしまったが、順位も大事かもだけどオリンピックはそれだけじゃないんだよねと、安藤の顔を見て再認識する。何か吹っ切れたのかな？3月の世界選手権の演技が楽しみになってきた。

そしてキム・ヨナ。丁寧に丁寧に、いつも以上に思いをこめて。ガーシュウィンが彼女のために書いた曲のようだった。プログラム内容としては、彼女自身の成長を描いたストーリーだったらしいから、それこそ自分の道程を振り返り辿り再現しつくしたと言っていいのだろう。いつも素晴らしい演技だけど、何と言うか、やっぱり今回のリンクには神様が下りてきていたんだろうと思う。終わった瞬間に、これはとんでもない高得点だろうと思ったが、本当にありえないほどの高得点だった。完璧。金メダル大本命と言われ、母国のみならず世界中の注目と期待を背負った大舞台で完璧な演技が出来るとは...。19歳でここまで到達してしまい、これから彼女はどこに向かうんだろう。おめでとう。お疲れさま。

その宇宙的高得点の後で滑走の浅田真央は、ヨナへ向けての大歓声に同様しないように音楽を聴いていたのだが、それでも聞こえてくる歓声を頭を振って追い払おうとしていた仕草が痛々しかった。3回転半は2回とも成功したが、後半に珍しいミスを連発してしまい、自分でも悔いの残る演技になってしまったようだ。滑り終えて音楽が鳴り止んだ時、すでに悔やし涙が浮かんでいた。こらえて挨拶はしていたが、直後のインタビューでは泣いてしまってしばらく話ができなかった。表彰式でもまだ悔しそうな哀しそうな顔をしていたが、メダルをかけてもらった後はしっかりと笑えていたので良かった。「オリンピックの金メダル」を目指してきたのだから、銀は本当に悔しかったのだろうけれど、最後にはちゃんと笑って過ごした。また一つ強くなったんだと思う。お疲れさま。ヨナと二人の演技を見ていると、ヤグディンとプルシェンコが競っていた頃を思い出すよ。あの時の男子シングルは本当に面白かった。

それにしても、今回の五輪フィギュアはどのカテゴリーも素晴らしかった。カナダのリンクの神様は、なるべく皆が精一杯の実力を出せるように取りはからってくれてたらしい。自己ベスト更新者も連発だったし、見ていて楽しかった。コストナーとか、何人かは実力が発揮できずかわいそうだったが、それも五輪特有だろう。リンクに棲んでいるのが魔物か神かは、選手自身の心しだいなんだろうが...。日曜日はエキシビション。競技から解放された皆の、喜びの舞を楽しみにしている。

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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">スポーツ</category>
            
            
            <pubDate>Fri, 26 Feb 2010 23:54:19 +0900</pubDate>
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            <title>バンクーバー五輪フィギュア（女子SP）</title>
            <description><![CDATA[最初に断っておくが、私が今回オリンピックで注目している女子シングルの選手を３人挙げるとすれば、キム・ヨナ、安藤、鈴木である。浅田はいい選手だし日本代表として金メダルを取りにいってほしいと一応は思っているが、活躍を望んでいるのは前述した3選手だ。というわけで、今日の滑走順から一番不安だったのは、浅田、ヨナに続けて滑る鈴木だった。その次が最終滑走の安藤。<a href="http://www.vancouver2010.com/olympic-figure-skating/schedule-and-results/ladies-short-program_fsw010201aj.html">結果としては</a>1位ヨナ、2位浅田、3位ロシェット、4位安藤で、鈴木は11位であった。

昼間、職場のテレビの前には人が群がっていた。私は午後1時過ぎには職場を出ないといけない用事があって、その輪には加わらずにばたばたしていたのだけども、横を通ると誰かが必ず経過を教えてくれていた。おかげで結果は知った状態で夜の民放地上波をまず見たのだが、先ず最初の長洲未来の演技に見蕩れた。次回オリンピックでは必ず表彰台に上がってくる選手の一人だろう。そして確かに浅田とヨナの演技は完璧だった。ノーミスで、加点が取れる要素がてんこ盛りである。高得点は間違いなしと思ったら本当に高得点だった。オリンピックで世界最高得点更新とは。そして続く鈴木明子。あの二人の後で、よくぞここまで頑張ったという演技だった。呑まれてしまってボロボロでもおかしくない滑走順である。GPシリーズ2戦目の時のようなボロボロっぷりになったらどうしようと心配していたが、杞憂であった。ジャンプのミスはあったものの、後半のステップでは鈴木らしさが発揮されていてとても良かった。安藤は３−３ジャンプに挑戦して、回転不足でちょっと点数が伸びなかったが、本人は挑戦したことに満足していたようなので良しとしよう。

民放地上波終了後、NHK-BSでの録画放送をはしご。民放でざっくりと切られたところもちゃんとやってくれるのがいいところ。前記以外ではレオノワ、ゲデバニシリ、レピスト、フラット、コストナーが鈴木より点数が上で、つまりTOP10内。特にフラットが曲にのってて素晴らしかった。そしてロシェット。21日に母親が心疾患で急死してしまったのだが、悲しみを堪えての出場である。地元開催の重圧に加えて、その悲しみ。並みの精神力では乗り切れまいと思っていたが、その悲しみを堪えた様が哀愁を帯びたタンゴの曲調と相まって、演技のレベルを上げていたようだった。涙をこらえて滑り、滑り終えて泣いていたが、出ただけでなく高得点を上げたことは、彼女自身のために良かったと思う。きっとフリーまで頑張るモチベーションともなっただろう。彼女のフリーを楽しみにしたい。]]></description>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">スポーツ</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 24 Feb 2010 23:45:48 +0900</pubDate>
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            <title>バンクーバー五輪フィギュア（男子FP）</title>
            <description><![CDATA[どきどきした一日だった。なんせ仕事で地方にいて、手元にテレビなし。私の携帯はワンセグないし、いつもならきっと自分の携帯ワンセグで見せてくれる上司も同行していない。頼みの綱はiPhoneからの<a href="http://vancouver.yahoo.co.jp/event/FS/result?s=M&i=010&ph=1&u=01">公式サイト情報チェック</a>とtwitter-lineだけという有様。生殺しである。結果は丸わかりなわけだから、映像を見たくて見たくて悶え死にそうだった。21時過ぎ、家に駆け込むと同時にテレビ、オン。小塚の演技開始には間に合った。

全体の印象として、どの選手も皆とっても良い演技をしていた。どう言えばいいのか難しいのだけれど、気持ちがこもったというか、いや、普段も気持ちはこもってるんだろうけど...フィギュアスケートの神様がリンクにいて、それに見守られてるって皆知ってて祈りを込めて滑ってる。そんな感じ？ただ緊張しているのとは、違うんだよね。

ライザチェックはすごくすごく丁寧に滑ってた。4回転を飛ばなかったのは知ってたので、どんな良い演技だったのか楽しみにしてたら、本当に素晴らしく丁寧な演技だった。高得点は納得だ。高橋大輔は雄々しく4回転に挑戦して転倒したけど、その後の演技はいつも以上に音楽とシンクロした素晴らしい物語だった。５コンポーネンツの高さが評価をそのまま表している。プルシェンコは全体としてはSP時よりも丁寧だったけど、ジャンプの軸がずれていて、4回転ジャンプも1回のみだった。4-3-3をやれば点数が上がったとは思うのだけど、できなかったのだろうか。ちょっと調子悪かったのかも。らしからぬ演技ではあった。

4位以下では、織田は出だしが固くて心配したけど、中盤はとても良い滑り。このまま行けば高得点かと思われた矢先にスケート靴の紐が切れるというアクシデントで演技中断してしまった。再開後にきっちり決めたのはえらかった。7位。強くなったね。小塚は4回転を決めて、かなり素晴らしい演技をしていたのに後半の3回転半で転倒してしまった。それでも8位入賞したから、4年後には表彰台に上がってくれるだろうと期待する。ウィアーは音と一体になった素敵な滑り、アボットはさすがの巻き返し、ランビエールも素晴らしい演技だった。ジュベールが今日もよくなくて、何だかかわいそうなくらい。ロシア代表の若手ボルドリンはいいね。この人も4年後まで楽しみに見せてもらおう。

プルシェンコは試合後のインタビューで<a href="http://www.jiji.com/jc/olympic?id=vancouver&s=toplist&c=fs&k=2010021900896">採点についての不満を表明</a>しニュースになっている。彼としては金メダリストになっても同じことを言ったんだろうけれども、銀だったために「酸っぱいブドウ」的発言として話題になってしまっているのが残念だ。だけど、実際に彼がプログラム中で4回転を2回入れて成功していれば、それだけでライザチェックの点数は超えていたはずなのだ。それをせずして言っては、悪く取られても仕方ないのかもしれない。そこは次世代を育てて、彼らを自分の理想とするスケーターに仕立てるなどしてもらいたいものだ。無理かしらん？

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            <pubDate>Fri, 19 Feb 2010 23:51:48 +0900</pubDate>
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            <title>バンクーバー五輪フィギュア（男子SP）</title>
            <description><![CDATA[バンクーバー五輪2010も今日で6日目。フィギュアスケート男子のショートプログラムが行われた。もちろん世界中の注目は、ロシアの面子を背負って立って復帰したプルシェンコが金メダルを取るかどうかだろう。4回転を軽々と飛ぶ彼であれば、余裕で優勝だったトリノ同様、それも夢ではないかもしれないと予想されていた。

豈図らんや。試合が終わってみれば、1位プルシェンコ、2位ライザチェック、3位高橋までの点差はわずかに0.6である。しかもプログラム構成や芸術性などは、どう見ても2位以下の選手の方がプルシェンコより上という出来。実際、<a href="http://vancouver.yahoo.co.jp/event/FS/result?s=M&i=010&ph=2&u=01">本日の結果</a>を細かく見てみると、４−３のコンビネーションジャンプで高得点を挙げてはいるものの、もしそれがなければ彼の1位はありえない。自分が第一線を退いていた間に育った他国選手達が、ソルトレイクで自分を負かしたヤグディンと同様にストーリー性があったりステップが個性的だったりと芸術性を高めているのを見て、心底焦っているに違いないと思ってしまう。ソルトレイクの時は焦り狂ったあまりフリーのプログラムを五輪直前に変更して自滅したんだよね...。今回はそこまでのことはないと思うけど、「絶対王者」と思われていたプルシェンコがいるからこそ全力を出せる他の選手達がいるわけで、追われる立場としてはつらいとこじゃないだろうか。

日本男子3選手は絶好調のようで、彼らの思い切った演技は、今年のそれぞれのプログラムの良さを再認識させてくれた。3人ともフリーも良いプログラムを持っているので、明後日が実に楽しみ。仕事してる場合じゃないかも。]]></description>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">スポーツ</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 17 Feb 2010 23:25:50 +0900</pubDate>
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            <title>新春浅草歌舞伎　第一部</title>
            <description>今日もお年玉御挨拶は愛之助。狙ったわけではないが、今年は縁があるのかな。

最初は曽我もので『正札附根元草摺（しょうふだつきこんげんくさずり）』という舞踊。亀治郎が曽我五郎、勘太郎が朝比奈。滑稽味のある踊りを勘太郎がうまく勤めている。対する亀治郎の武者ぶりも良い。気持ちよく見始められる感じだ。

お次ぎは『元禄忠臣蔵　御浜御殿綱豊卿（げんろくちゅうしんぐら　おはまごてんつなとよきょう）』。片岡仁左衛門監修だそうで、綱豊卿は当然のごとく愛之助。頑張っていたよ。お喜世が七之助でいい感じ。新井勘解由を男女蔵だったのだが、2週間前より更に顔が削げて見えてびっくり。でも、ちょっと格が足りない感じ。綱豊に教えている先生のはずなのだけど、位負けしてしまってる。亀治郎の富森助右衛門は良かった。綱豊と二人のやり取りは緊張感溢れてぐっと引き込まれる。飽きずに楽しめた。

『忍夜恋曲者　将門（しのびよるこいはくせもの　まさかど）』では七之助が傾城如月、実は滝夜叉姫で、打って変わった妖しの役。対する光圀は勘太郎で、兄弟二人の真剣勝負だ。古御所が屋台崩しで壊れている場面もあって、なかなかにスペクタクル。蝦蟇がかわいくて笑っちゃったけど。

このメンバーになって10年目の浅草歌舞伎。今年も楽しうございました。</description>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">歌舞伎</category>
            
            
            <pubDate>Sun, 24 Jan 2010 23:40:00 +0900</pubDate>
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            <title>youplayjazz</title>
            <description><![CDATA[音楽家としての中島梓を偲ぶ会や生前のライヴを<a href="http://www.youplay-jazz.com/back_number/2009.9.1/AzusaNakajima.html">映像で見られる追悼番組</a>がwebにあったのでリンク。あれだけ文筆家として多作で、なおかつ音楽家としても作曲数が200以上もあるとは...。やはりすごい人だ。]]></description>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">日記</category>
            
            
            <pubDate>Tue, 19 Jan 2010 23:31:57 +0900</pubDate>
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            <title>初春花形歌舞伎　夜の部</title>
            <description>今月は忙しいので、新橋演舞場は夜の部、『伊達の十役（だてのじゅうやく）』に絞って観劇。「慙紅葉汗顔見勢（はじもみじあせのかおみせ）」と付いているだけあって、とにかく主役は走り回り早変わりしまくる大変な芝居だ。猿之助の演出だが、これを海老蔵が教えてもらって頑張った。

話の中身は「伊達騒動」、つまり『先代萩』なのだけども、とにかく眼目は早変わり。海老蔵は仁木弾正、赤松満祐の霊、細川与右衛門、足利頼兼、土手の道哲、腰元・累、傾城・高尾太夫（その霊）、政岡、荒獅子男之助、細川勝元という十の役を変わるわけだが、いやまあ見事なもんだ。早変わりを見てるだけでも十分楽しい。しかもちゃんと足利奥殿の場もあって、しっかりと話も見せている。いい芝居立てだなあ。

もともとは成田屋の芝居だったのがずっと昔に絶えて、それを猿之助が復活させたらしいのだけど、またそれを自分でもやりたい！と行く海老蔵も、いいんじゃないのとやらせる團十郎も、教える猿之助も、皆すごいよ。こうやって「歌舞伎」全体を皆でつないでいくんだね。歌舞伎界の強い絆を見せてもらった気がした芝居だった。</description>
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            <pubDate>Sun, 17 Jan 2010 23:09:08 +0900</pubDate>
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            <title>新春浅草歌舞伎＜着物で歌舞伎＞</title>
            <description>毎年恒例の「着物で歌舞伎」の日は、今回も第二部の演目で。これをとっても楽しみにしている母と一緒に行ってきた。座席は9割方着物で、着物じゃない人はちゃんと半纏を借りて着ていたので、本当に壮観。お年玉の年始挨拶は愛之助だった。質問コーナーがまるでファンクラブイベントのノリだったのは御愛嬌だろう。

しかし今年の第二部の演目は、正月早々にそれを演らなくてもの『奥州安達原　袖萩祭文（おうしゅうあだちがはら　そではぎざいもん）』。これ暗いんだよね...。勘太郎が袖萩と、その夫である安倍貞任を二役で頑張っていた。袖萩は盲目の設定なので、目を閉じたまま演じるのだけど、それだけでも難しかろうにそのまま三味線を弾き語る場面まである。違和感を感じさせず、わざとらしくもなく、説得力を持って演じていたのはさすが。子役がめちゃくちゃ達者でかわいかった。男女蔵が父・直方で老け役に挑戦。なかなか渋くて良かったが、去年と比べてすっかり痩せてて驚いた。ダイエットしたのか？別人のようだ。母・浜夕役の歌女之丞はいい芝居。安倍宗任の愛之助は、まあまあかな。ちょい役だから仕方ないか。

第二部は2演目だけなので、なのか、打って変わっておもしろおかしく『悪太郎（あくたろう）』。猿翁十種の内と付いてるだけあって、もちろん指導は猿之助。酒癖の悪い悪太郎を亀治郎、絡まれる不運な修行者を亀鶴、どうにか悪太郎を懲らしめようとする伯父と太郎冠者を愛之助と男女蔵がそれぞれに好演。特に亀鶴の修行者は品も良くて人も良さそうですごくいい。楽しませてもらった。

そしてこの日ばかりは芝居の後にも少しばかり御挨拶があるのも恒例。皆さん勢揃いで嬉しいね。勘太郎は新婚ネタでいじられてた。当然か。</description>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">歌舞伎</category>
            
            
            <pubDate>Sun, 10 Jan 2010 23:57:28 +0900</pubDate>
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            <title>壽初春大歌舞伎　夜の部</title>
            <description>2010年の初歌舞伎は、歌舞伎座の夜公演。なんせ1月は歌舞伎座、新橋演舞場、浅草公会堂、国立劇場で歌舞伎が計7公演も上演されていて、観劇する側としてもスケジュールを組むのが大変だ。全部は行けないので、いろんな付帯要素を加味して調整したので、とにかく今日が初観劇となった。

幕開けは『春の寿（はるのことぶき）』。ちらしを見た時から不安だった雀右衛門丈はやはり休演で、魁春が代役として女帝を勤める。梅玉の春の君と福助の花の君、若手達の従者がめでたく華やかに舞い踊り、お正月らしい舞踊。

続いて『菅原伝授手習鑑　車引（すがわらでんじゅてならいかがみ　くるまびき）』で、芝翫が桜丸、吉右衛門が梅王丸、幸四郎が松王丸。芝翫の小ささが目立つが、口跡は一番きっぱりとしていてさすが。錦之助の杉王丸がやけに若やいで見えた。

『京鹿子娘道成寺（きょうかのこむすめどうじょうじ）』は道行より押戻しまで。押戻しに團十郎が出るのが正月ならではの御馳走か。勘三郎の白拍子は美しく佳い舞だったのだけど、前席に野球帽みたいなのを被った男性が座っており、彼の頭が邪魔であまりよく見えなくて残念。どうにか避けて見ようと努力するのに気を取られて楽しめなかった。

最後は『与話情浮名横櫛（よわなさけうきあのよこぐし）』で、見染の場と源氏店。染五郎が与三郎を頑張っていた。甘いお坊ちゃんが抜けきれない与三郎としてはまってたと思う。お富は福助。蝙蝠安の彌十郎が素晴らしくて、芝居を面白くしていた。歌六の和泉屋多左衛門は貫禄。

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            <pubDate>Sat, 09 Jan 2010 23:54:35 +0900</pubDate>
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            <title>月食</title>
            <description><![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="IMGP3652_3.jpg" src="http://amblin.moto-rpm.com/images/archives/IMGP3652_3.jpg" width="240" height="180" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>新年早々がんばって夜更かし。月食は初めて見たような気がする。最大で８%の欠け方と聞いていたので大したことないのかと思ってたら、見事な欠けっぷり。しかも月自体がいつもより立体的に見えてる？起きて粘った甲斐はあった。いい年になりそう。写真は相方が一眼レフカメラまで引っ張り出して撮影したもの。綺麗だなあ。]]></description>
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            <pubDate>Fri, 01 Jan 2010 04:59:01 +0900</pubDate>
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            <title>MY WAY</title>
            <description>毎年恒例、紅白歌合戦を見ながらの年の瀬。スーザン・ボイルの美声に聞き惚れ、『レ・ミゼラブル』の素晴らしさを再確認。M.J.追悼なんかもあったりして、頑張ってる感じはよくわかる、なんて余裕で見てた。ジャニーズ事務所に媚を売り過ぎな気もするが。そして布施明の歌うこの曲『My Way』にやられた。このスタンダード曲と出会ったのは中学生の時だが、歌詞の素晴らしさと曲の伸びやかさに魅せられて、以来お気に入りの曲の一つだ。聞く度、歌う度、自分を重ねてしまう。それがいい歌い手の歌唱で、よりによって今年の大晦日に聞くことができたおかげで、涙が出てきてしまった。

今年3月に乳癌の診断を受け、化学療法を半年、それから手術、2ヶ月の放射線治療を受けた。わがままだと思いながらも、仕事は続けさせてもらった。もちろんフルタイムでなど働けない。治療と副作用の様子を見ながら、フレックスタイムのような働き方をさせてもらったのだ。それが職場にとっていいことだったかどうかは知らないが、同僚の皆様には大きな大きなサポートをしていただき、どうやら無事に年末を迎えられた。年が明けたらホルモン治療が待っていて、それは5年に渡って続く予定だ。おそらく今年度中はフレックスにさせてもらうことになるだろう。

その治療の最中、7月には相方の父君が亡くなった。心筋梗塞で突然の最後だった。私達夫婦が事実婚で、現在の法律にそった婚姻ではないことも、鷹揚に受け入れてくれていた方だった。一方の私の両親は10年経った今でも事実婚を心良く思っていなく、義父（敢えてこう書かせていただく）の葬儀に同席するかどうかについて一悶着あった。結果としては、雨降って地固まるだったのだが、我が家にとっては激動の4日間だったと言える。

そんなことが『My Way』を聞いていたら押し寄せて来て、泣いてしまったのだった。中学生の頃から進歩してないのかも。でも、この歳になったら皆いろいろあるよね。うちは子供がいない分、思いっきり仕事をしてきたし、二人でいろんなことをしてきたから、仕事と相方が一番大事。しみじみそう思い知った年だった。来年以降も、きっとその二つが最優先。だけど昔から遊びの場での仲間や友人にも恵まれて来たから、早く遊びも全開でいけるように戻りたい。そんな願いをこめて、今年のしめくくりブログ。2009年、ありがとうございました。2010年もよろしくお願いします。

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            <pubDate>Thu, 31 Dec 2009 23:43:53 +0900</pubDate>
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            <title>十二月大歌舞伎　昼の部</title>
            <description>今年の歌舞伎納め。最初は『操り三番叟（あやつりさんばそう）』で勘太郎の達者な人形振りと、息を合わせた松也の人形遣（後見）っぷりを堪能。出番はちょっとだったが鶴松の踊りもなかなか。

『野崎村（のざきむら）』はいつぞや人間国宝そろい踏みで見て以来で、やっと若いのが見られた感じ。福助のお光、孝太郎のお染は予想通りにいい出来だったが、意外と良かったのが橋之助の久松。久松は優男で事件の中心人物だけど、芝居の中では決して出しゃばる役ではない。でも優男ぶりがわからなければ、お光にもお染にも同情できないので、そこのところがすごく難しいんじゃないかと思う。その案配が良くて、いい久松だった気がする。こんな役も出来るんだなあと感心してしまった。彌十郎の久作も、しっかりしてて良かった。

『身替座禅（みがわりざぜん）』は勘三郎の右京と三津五郎の玉ノ井に、染五郎が太郎冠者で頑張るという顔合わせ。染五郎、しっかり勤めていて一安心。右京と玉ノ井のやりとりの方が面白いのは仕方ないか。役者が違うもの。巳之助と新悟が千枝、小枝で好演。

『大江戸りびんぐでっど』はゾンビものの新作。「さよなら公演」で各々の月が御馳走のような演目を並べてる中にただ一人新作を掲げねばならなかった宮藤官九郎には大いに同情する。見ていると、彼らのような小劇場派と呼ばれる劇作家さん達は、自分のやり方を変えずに歌舞伎に挑んでしまい、いわゆる「新作歌舞伎」と以前から呼ばれるモノたちとは違うモノになってしまうんじゃないだろうか。自分のやり方＋歌舞伎らしく見せるための集団踊りなど、のおかげで何だかちぐはぐなものが出来上がってることが多いような気がするんだよな。「歌舞伎は伝統的に流行物を取り入れているから」という理由で流行ものを入れるのもどうかと思う。一回使い捨てと思って書いているならそれもいいけど、本当に歌舞伎として残そう、再演に耐えるものにしようと思って書いてるのだろうか。たぶん一番それを考えて取り組んだのは野田秀樹じゃないのかな。賛否両論あるだろうけど、『鼠小僧』も『愛陀姫』も『研辰の討たれ』も、たぶん再演には耐え得るし、改良されていけば残っていく可能性がある演目だと思う。ま、中村屋一門以外が演じるかどうかはおいといて、だけど。

しかし、今回のクドカン作品は楽しんで見られた。導入部分やややり過ぎな感はあったし、集団踊りはどうしてもやりたいのかねぇと思ったがそれも今回はうまく流れに取り入れていたように見えた。今日は千秋楽だったから、それまでにはだいぶ練られたのだろうと思うけれども、大笑いさせてもらえたし、ほろっとするところもあった。少なくとも、金返せとは言わない。ただ、歌舞伎？とは思う。主演した染五郎がカーテンコールで「これは歌舞伎です！」と叫んでたけど、叫ばれても首はひねってしまう。じゃあ何が歌舞伎だ、と言われても困るのだけどね...。でも、楽しめる芝居、だったよ。</description>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">歌舞伎</category>
            
            
            <pubDate>Sat, 26 Dec 2009 23:42:08 +0900</pubDate>
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            <title>新しい玩具</title>
            <description>週中日の休日という嬉しい日に、iPhone3GSなる玩具がやってきた。早速いろいろとアプリを落としていじってみる。これまで持ってたのはSmartphoneの古いやつで、そこからの乗り換えだからとにかく薄くて軽いことや、スムースな操作性に先ず感動した。自宅内無線LANにつなげてさくさくとネット接続もできる。twitterの読み易さたるや、携帯電話でモバツイを立ち上げてえっちらおっちらやってるのの比ではない。楽ちーん。

そもそも私は昔からPDAとか好きなんだが、手に入れて使い始めて長続きした試しがない。その使わなさ加減たるや、確実にもったいないお化けが出るほどだ。Smartphoneだって手に入れたのはいいけど、重いだのでかいだの遅いだの言ってほっとんど持ち歩いていない。たまーに出張には持って行くけど、普段の生活範囲内にいる時に持ち歩いてたのは最初の1ヶ月程度だろう。いろいろ設定はしてあるのだけど、というか、設定をしただけで満足して放り出してしまったのだ。だから今回iPhoneを買うかどうかは結構な期間悩んでいた。相方が先にe-mobileから乗り換えて使っているのを横目で見つつ半年、欲しいなーと思いながら決め手に欠けてぐずぐずしていたのであった。欲しいって思っちゃった時点で、いつか必ず手を伸ばしてしまうのはわかっていたのだけれども、これまでの実績を考えると安易に手を出せない...と珍しく躊躇していた。最後の決め手は新規購入キャンペーンで16Gモデルがほとんどただ同然になっていたことと、パケット定額料金の上限が4000円台に下がったこと。使わなくなってしまう可能性を考えたら、投資する費用は少ないに越したことはない。まあ、そんなこと考えてる時点でダメなんだが。

アプリを50近くも載せてみて、あれこれ遊ぶこと半日だが、とりあえず持ち歩いてみないと実際に長く使えるかどうかわからない。スケジュール管理がiCalと同期で出来るので、そのためだけにでも持ち歩くかなと考えてみたり。これからケースやら保護シートやら買って持ち歩き仕様にしなくっちゃ。さて、いつまで使うやら。</description>
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            <pubDate>Wed, 23 Dec 2009 23:58:11 +0900</pubDate>
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            <title>ムーンライダーズ＠JCBホール</title>
            <description>『Tokyo Osaka 7』ツアー。4月のライヴに行けなかったので、本当に本当に楽しみにしてたのだった。嬉しいよお。奇しくも当日は我が家の結婚10周年記念日。相方と2人での参加になった。彼の趣味とは違っているが、今回のライヴはバンドらしくてお気に召した模様で一安心だった。

舞台構成としては、左右の張り出しで最初と最後をフルにアコースティックで、というのがかっこ良かった。しかし、舞台上、向かって最右翼にキーボード、隣にドラムと並べてあったため、右サイドにいる我々からは舞台中央搬入口から入出場する演出は全く見えず...（泣）。同じ理由でドラム隊はほとんど見えず終い。岡田さんと白井さんの姿は堪能したが。特に白井さんは、彼のギターにつながってるアンプがもろに目の前のスピーカーから音を出してくれてたんで、よーく聞こえた。すんごい目立ってた。バランスとしては、慶一さんの影が薄い感じだった。博文さんのメモ書きカンペはかわいいかったけど、慶一さん、歌詞を携帯電話にメモして見るのはどうかと思う...。

それにしても、来年には半数が60代になるバンドなんだよなーと思うと、本当に毎年ライヴを見られていることが奇跡に思える。JCBホールは造りとしてはかっこいいし、座席数も適当な気がするのでまたここでやってくれんかな。渋谷AXはどうも音が悪くていかんわ。

※12月8日、セットリスト追加。</description>
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            <pubDate>Sat, 28 Nov 2009 23:10:51 +0900</pubDate>
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